2010/05/24

最近の畑

今日は晴れていますが、
明日は雨みたいです。

最近の畑です。なかなか良くなってきました。


トマトは木が大きくなり、大きくなりすぎ、暴れすぎています。雨ですね。そして土が肥えているんでしょうかね。

ダイコンは何の問題もなくすくすく育っています。何本か食べました。うまい!パラグアイの虫も日本のダイコンは知らないのでしょうか?虫が付きません。

ニンジンは暑さから生き残った者だけが、ここぞとばかりに育っています。

日本から持ってきたホウレンソウ、コマツナ、ツケナ、涼しさのおかげで順調です。

まだ一年目の畑とは言え、パラグアイは元々土が肥えているんですね。そして適度な水分と適温があれば、野菜はものすごく育つんですね。そんな生きた土を維持する事さえできれば、害虫はその内居なくなるとして、豊かで野菜に適した土が出来るはずです。と今確信します。分かりませんけどね…

2010/05/19

久々の投稿。

約一ヶ月近くブログをお休みしていました。

さてパラグアイは季節が冬に突入します。肌寒いのはもちろんですが、家の作りや無暖房の為、朝晩の冷え込みは想像以上です。畑の様子もガラッと変わり、土は夏の乾燥した硬い土から、雑草が元気よく発芽するような柔らかい土になりました。季節の変化とは言え、何事にも代えがたい神秘をそこに感じる事が出来ます。

夏場、野菜がうまく育たない事に「何でだろう?」と悩んだりします。でも季節が変わり、気温が下がり、雨が降ると、こっちの考えなど全く関係なく、ちゃんと野菜が育ちます。そんな時はまさに人間が育てるのではなく、自然が育んでいる事を痛感します。

最近になり、ようやく野菜作り、家庭菜園を普及する活動が本格化してきました。人に教えると言う初めての経験、しかもパラグアイ…

今日は一人の農家さんの家に行ってきました。

彼の家庭菜園には、すでに何種類かの野菜が播かれていました。「やる気」をとても感じました。今日はそこにある資材を利用しての堆肥作りと木箱を使った葉物野菜の育苗を一緒にやりました。

パラグアイの農家さんはどこも家が畑の中にあり、家の周りには豚や鶏、牛などの動物が居ます。堆肥の材料になるものは申し分ない程あります。あとはやるだけで堆肥はできます。

彼はものすごく熱心な人で、話している自分の声に真剣に耳を傾けてくれていました。その眼差しは獲物を狙うライオンのようでした。彼との作業で確かな手ごたえを感じました。

「普及活動」「支援」などの言葉に囚われ、自分が何か大きな事をしなければいけないような感覚に陥っていましたが、農家さんに遊びに行くついでに家庭菜園を見ながら油を売る。それだけで十分だと思いました。

この地で生きていくのは彼らです。そんな彼らに大層な事は出来ません。でもそれでも幸せな自分が居ます。

今日は写真を撮り忘れた!