2010/07/11

半年

パラグアイに来てから半年以上が経過しました。

毎日思う事なので言いたくありませんが、
事実かもしれないので言います。
「時間が過ぎるのは本当に早い」
過ぎた分だけその時間を回想し、
焦りを感じるなら何かがズレていて、
逆に過去に経験してきた事が、
今に繋がっていると感じるなら、
それは今を楽しんでいる証拠なんでしょう。

人は時間が過ぎるたびに過去を思い出そうとします。
自分はまさに今、そんな心境に居ます。
日本を飛び立つ前は、協力隊、パラグアイ、
そして自分の未来に対して何を考えていたのか、
そんな事を良く思い出します。

明らかな事実として、パラグアイに対する印象は
以前とは変わりました。そして分かった事があります。

それは、パラグアイは貧しい国ではないと言う事です。
つまり食べれないのではなく、食べ物はどこにでもあると言う事、
そして人々はどの国よりも温和であると言う事、です。

貧しさの物差しって何が基なんでしょうか?考えました。
そして「自分が貧乏だと思う人が作った」と答えが出ました。
パラグアイで自分が貧乏で可愛そうと思っている人は何人でしょう?
おそらく日本より少ないでしょう。
どんなに倒れそうな家のオヤジでも、自分の畑や女の話をします。
それは貧しさに溢れた話ではありません。そして毎日、
「トランキーロ(ゆっくり)」と連呼します。

こんなに豊かな国は他に無いでしょう。

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