2009/12/14

協力隊

 協力隊の訓練が終了し、実家(三重)に戻ってから、なぜか時間だけが過ぎていく。
色々と必要な買い物をしたりするのに、語学の勉強はまったくやる気にならない。
このままじゃパラグアイに行くまでに全てを忘れてしまいそうだ。ちなみにスペイン語
なのでメチャクチャ難しい。名詞には性があり、男性名詞、女性名詞に分かれるし、
動詞の活用を覚えるのも難儀だ。 
 
 まぁ慣れるしかないか…と思いながら手を抜いている。それよりも海外に2年間行く事
の重要性を今改めてかみ締めている。これから二年間は、日本を含めて世界中が慌ただしく
動くだろう。そんな中、2年間一度も日本に帰ってくることなくパラグアイに赴く、
これは並大抵のことではない。でも今の時期にしかできないのも確かで、帰ってくるまでに
得る経験は想像を絶すると思う。

 ところで、パラグアイに何をしにいくのか?何のために行くのか?これは正直なところ
自分でも整理が付いていない。もちろん職種としては野菜栽培という武器があり、畑に立つ
事は間違いない。しかし、それを通して自分は何がしたいのか?と言う問は尽きない。
それも仕方ないと言えば仕方ない。なにしろ現地のことは行くまでわからない。想像できない。
ただ一つ思う。それは「学びに行く」と言う事。

 何事も同じで、僕は全てから何かを学べる、と考えている。それは物事の見方であり、
事に対して上からでも下からでもなく、同じ目線に立って考えると言う事。つまり、
全てのものに対して分け隔てなく、自分の価値観を捨てて接する姿勢が大切だと思う。
まぁ実際には差別した見方をしてしまう。でもこの姿勢はいつでも頭の片隅に置いておきたい。

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