本日も快晴。
先日定植したトマトが花のつぼみを付けていました。(写真がもの凄く分かりにくいですが、中央にあります)
色んな困難(笑)を乗り越えてきた苗達ですが、ようやく花が咲きそうで、なんだか嬉しいです。
今日はそのトマトを支える支柱の切り出し作業をしました。ジャングルのような森に同僚と共に入り、トマトの支柱に使えそうな枝を探しました。
日本では当たり前のように買っていた支柱。パラグアイでは支柱を作ると言う作業が必要になりますが、材料はなんでも森にあります。本当に豊かです。
それにしても本当に雨が降りません。
おまけに今日は井戸の工事中で、水が畑に来ません。
野菜たちは枯れかけです。
明日の早朝は200m程離れた小川まで水を汲みに行かないといけません。
以前、パラグアイでは灌水装置が無いと野菜が作れないと聞いた事がありました。この気候なら納得です…しかしパラグアイで野菜を作るのは本当に大変なんでしょうか?灌水設備?なんか無理している気がして納得いきません。なにしろ灌水設備を整えるのにはかなりの予算を必要とします。普通の農家にはとてもできない事です。パラグアイの一般的な農家さんが出来ない方法で野菜を作って良いのでしょうか?少し迷います。
1 件のコメント:
雨がないと作れない≠雨がないと育たない。
トマトの原産国、アンデスでは、標高が高いこともありますが、年間降水量は、ほとんどないそうです。
ではトマトは、どのようにして水を吸っているのか?
トマトの茎に生えている毛から水分を吸っています。
朝夕の結露(朝つゆ)で吸っています。
それでは、日中の乾燥にはどのように耐えているのか。
日本ではトマトを1本仕立てにしますが、
諸外国では、トマトの脇芽をかかずにそのままに育てます。
すると、自分の茎や葉で、地面を覆い根の乾燥を水から防ぎます。
また増えた脇芽が地面にふれると、不定根が出てきます。
つまり、枝から根がでてくるので、どんどん自立できるようになります。
パラグアイでどうなるかわかりませんが、
聖も感じているように、日本式が通じないことが多いです。
野菜に野生を持たせるにはどうしたらいいのか、という視点が欲しいかもしれません。
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